プロジェクトファイルをループする

SONARには、プロジェクトファイルの指定したセクションを繰り返すための便利なツールがあります。パートやフレーズを練習したり、特定のセクションをしっかりと聞きたいことがあるでしょう。曲のお気に入りの部分を繰り返し聞くためにループの設定をすると思います。このような場合は、曲のセクションを指定しループする必要があります。

このデモプロジェクトはロックミュージックとしての一例です。たとえば、自分はギタリストで、小節10の前にあるソロセクションを練習したいとします。この場合には、次の2つの作業が必要になります。

1.	一緒に練習できるように、GTR_Rhythm、Bass、およびDrumsトラックのループ区間を設定します。

2.	既存のGTR_Lead 1トラックをミュートします。

SONARでは簡単にループを有効にできます。コントロールバーのループモジュールでループボタン をクリックします。ループが有効になると、ループボタンは のように表示されます。

次の状態で表示されるイメージの小節番号に注目してください。最初の番号（10:01:000）はループ区間の始点、2番目の番号（19:01:000）はループ区間の終点を示しています。ループが設定されると、SONARのトラックビューの上部のタイムルーラには、ループ区間の始点と終点を示す黄色のマーカーフラグ（旗）が表示されます。ループ区間を変更する場合は、ループマーカーを新しい場所にドラッグします。ループの始点マーカーを小節10に、ループの終点マーカーを小節19にドラッグします。これで、最初のソロセクションのループが作成されます。

最後に、GTR_Lead 3とGTR_Lead 2の両方のトラックをミュートし、再生 をクリックして、ループ区間を試聴します。これで、BassとGTR_Rhythmトラックだけが聞こえるので、ここではギタリストとしてソロセクションを練習することができます。

ヒント：現在タイムをループ区間の始点とプロジェクトの始めの間で切り替えるには、Wキーを押すか、ゼロに戻るボタン をクリックします。

 

関連項目：

新規プロジェクトの作成

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