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テンプレートの使い方

ここでは、MIDIポートは1つしかない環境で3台のシンセサイザーを使用する環境を想定してみます。

1つのシンセサイザーはチャンネル1から8でデータを受けるよう設定されています。

General MIDIシンセサイザーモジュールは16のチャンネルすべてでデータを受けるよう設定されています。

ドラムマシンはMIDIチャンネル10でデータを受けるよう設定されています。

次に、使用するインストゥルメント用の新規プロジェクトを簡単に作成するためのテンプレートの活用方法を示します。

テンプレートファイルの例を作成する

1.	ファイル｜新規作成を選択して、新しいプロジェクトファイルを作成します。

2.	MIDIトラックを16トラック挿入します。

3.	トラック10のチャンネルの欄に番号10を入力します。ドラムマシンがチャンネル10に対応します。それに対応して、ドラムがトラック10に割り当てられます。

4.	2番目のシンセサイザーはチャンネル1から8に対応します。これらはトラック1から8に割り当てられます。各トラックのチャンネルの欄に対応するチャンネル番号を入力します。トラック1から8がチャンネル1から8に割り当てられます。

5.	3番目のシンセサイザーは16のMIDIチャンネルに対応できますが、残っているチャンネルは9、11～16のみです。対応するトラックにこれらの番号を入力します。3番目のシンセサイザーで使われていないチャンネル（1から8、10）をミュートして、再生されないようにする必要があります。これらはドラムマシンと2番目のシンセサイザーに割り当てられています。

6.	各トラックに名前を付け、バンク、パッチ、ボリューム、パン、リバーブ、コーラス、トランスポーズなどのトラックパラメーターを設定します。

7.	必要に応じて、自動送信、Sysxバンク、テンポ設定、コメントなど、プロジェクトに必要な他のパラメーターを設定します。

8.	ファイル｜名前を付けて保存を選択して、ファイルをmy3synthsという名前のテンプレートとして保存します。

これで、テンプレートを読み込むだけで、新しいプロジェクトの作業を開始することができます。

 

関連項目：

テンプレート