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サラウンドフォーマットの選択と出力デバイスの設定

サラウンドフォーマットを選択するには、編集｜環境設定｜プロジェクト｜サラウンドを選択します。スピーカーの数や、各スピーカーとオーディオデバイスのアウトプットとの関連づけを指定します。また、ベースマネージメントや、サラウンド・ミックスをステレオ・ミックスに変換するダウンミキシングの設定も変更できます。

編集｜環境設定｜プロジェクト｜サラウンドで選択されているアウトプット（オーディオデバイスの出力）は、「サラウンドメイン」として扱われます。プロジェクトにサラウンドバスを追加すると、サラウンドバスのアウトプットとして、サラウンドメインが自動的に指定されます。サラウンドメインは、複数のアウトプットをまとめて扱うための仮想的なグループであるため、トラックビューやコンソールビューには表示されません。"サラウンドメイン"がアウトプットとして指定されているトラック/バスは、常にトラック/バスのパンを経由してサラウンドメインに送られ、オーディオデバイスのアウトプットから出力されます。

サラウンドの設定内容は、編集｜環境設定｜プロジェクト｜サラウンドで選択したSONARのプロジェクトファイルに記録されます。サラウンド・タブの設定内容を変更したあとで、プリセットとして保存しておけば、他のプロジェクトで同じ設定を使用することも可能です（ダウンミキシングはプリセットには保存されませんのでご注意ください）。設定内容をプリセットとして保存するには、プリセット欄に任意のプリセット名を入力し、ディスク型のアイコンをクリックします。保存されているプリセットを呼び出すときは、プリセット欄の右端にある∨をクリックし、表示されたメニューからプリセットを選択します。

サラウンドフォーマットの選択とサウンドカード出力の設定方法

1.	編集｜環境設定｜プロジェクト｜サラウンドを選択します。

2.	サラウンド・フォーマット・ドロップダウンリストから選択します。

選択されたサラウンド・フォーマットでのスピーカーの配置が、ダイアログの右端に表示されます。

3.	アウトプットで、オーディオデバイスの出力先を指定します。

メモ：Sound BlasterやAudigyなどのリスニング用サウンドカードには、あらかじめLFE専用のチャンネルが用意されているものがありますので、お使いのサウンドカードの取扱説明書を参照し、仕様を確認してください。

4.	OKをクリックします。

メモ：実際に音を出す前に、オーディオデバイスのアウトプットとスピーカーの結線、配置を再度確認してください。各スピーカーの略称については、サラウンドについてを参照してください。

 

関連項目：

サラウンドバス