プラグインシンセをオーディオに変換する

MIDIデータをプラグインシンセを使ってオーディオに変換し、簡単にMP3形式やWAVE形式のデータを作ることができます。

フリーズを実行することにより、一時的にオーディオに変換することもできます。詳細については、トラックとシンセのフリーズを参照してください。

プラグインシンセのトラックを新規オーディオトラックに変換する

1.	オーディオデータに変換する以外のトラックを、すべてミュートします。

2.	トラックビューのトラック・メニューをクリックし、トラックにバウンスを選択します。

トラックにバウンス・ダイアログが表示されます。

3.	出力先トラックで、変換されたオーディオデータのためのトラックを指定します。

4.	このダイアログの設定を記録しておく場合は、プリセット欄にプリセット名を入力して、保存ボタンをクリックします。保存されているプリセットを選択することもできます。

5.	ソースの種類を、トラックにします。

6.	チャンネルフォーマットをモノ、またはステレオ（ステレオのプラグインシンセの場合）にします。

7.	ソースバス／トラックで、プラグインシンセの出力となっているトラックを指定します。

8.	ミックスダウン項目で、すべての項目にチェックを入れてください。

9.	OKをクリックします。

新たなトラックが作成されます。変換が終わったら、新しく作成されたオーディオトラックと元のMIDIトラックが同時に再生されるのを防ぐために、ソースのMIDIトラックをミュートします。

 

メモ：すべてのレンダリング操作（バウンス、フリーズ、エフェクトの反映）のビット数は、レンダリング時フィールド（編集｜環境設定｜ファイル｜オーディオデータ）でコントロールします。このオプションの初期値は32です。多くのケースではこのオプションがよいでしょう。詳細については、レンダリング時のオーディオのビット数を参照してください。

プラグインシンセのトラックをWAVファイルやMP3ファイル、他のファイル形式にエクスポートする

1.	オーディオデータに変換する以外のトラックを、すべてミュートします。

2.	ファイル｜エクスポート｜オーディオを実行します。

オーディオのエクスポート・ダイアログが表示されます。

3.	ファイルの場所で、ファイルを作成するフォルダを指定します。

4.	ファイル名にファイル名を入力します。

5.	ファイルの種類で、出力するファイル形式を指定します。MP3形式で出力するときは、その下のビット数を16にしてください。

6.	ミックスダウン項目で、すべての項目にチェックを入れてください。

7.	OKをクリックします。

プラグインシンセの出力が、ファイルに保存されます。作成されたファイルを、再生して確認してみてください。

 

関連項目：

オートメーションエンベロープの作成/編集

シンセラック