PC76 U-Type Channelコンプレッサーモジュール(Producerのみ)
クリッピングLED:コンプレッサーモジュールへの入力信号がクリッピングされているかどうかを示します。ProChannel信号チェインにひずみがある場合、クリッピングLEDがクリッピングの発生場所を特定します。
コンプレッサー有効/無効:PC76 U-Type Channelコンプレッサーモジュールを有効/無効にします。
レベルメーター:ゲインリダクションの量を表示します。
インプット:相対的なスレッショルドとゲインリダクションの総量を決定します。有効な範囲は-20dB~+40dBで、デフォルト値は-0.2dBです。
ヒント:PC76 U-Type Channelコンプレッサーには専用のスレッショルドコントロールはありませんが、固定のスレッショルドレベルがあり、インプットコントロールを使用して相対的なスレッショルドおよびゲインリダクションの総量を指定できます。特定の量の圧縮を設定するには、まずインプットおよびアウトプットコントロールを完全に下げて、ゲインリダクションに対応できるようにアタックコントロールを調整した後、目的の量のゲインリダクションが得られるまでインプットコントロールを調整します。
アタック:入力信号のレベルがスレッショルドに達してから、コンプレッサーがそれに反応するまでの時間を調整します。アタックの設定を速くすると、圧縮は瞬間的になります。アタックの設定を遅くすると、圧縮は徐々に増加し、速い設定に比べて信号のバリエーションが増えます。アタックはオーディオの性質に応じて調整する必要があります。有効な範囲は0.0~1.2ミリ秒で、デフォルト値は0.4ミリ秒です。
リリース:入力レベルがスレッショルド値を下回った後、コンプレッサーが非アクティブ状態に戻るのにかかる時間を調整します。リリース時間を短くすると圧縮の柔軟性が増し、入力信号への適応が可能になりますが、ゲインが瞬時に変化することによってサウンドが不快に感じられる場合があります。リリース時間を長くすると、信号のレベルがより均一になり、「パンピング」エフェクトが小さくなりますが、全体的な圧縮を最大化することは難しくなります。これは、出力ボリュームを全体的に一定になるようにするために、入力レベルの変化を十分にすばやく補正することができないからです。有効な範囲は50.0~1200ミリ秒で、デフォルト値は510ミリ秒です。
アウトプット:圧縮後のオーディオ信号に最終的なゲイン調整を適用します。有効な範囲は-40.0~+20.0dBで、デフォルト値は-0.4dBです。
メモ:アウトプットコントロールは、基本的にメイクアップゲインコントロールとして機能します。インプットコントロールを使用して目的の制限量を設定した後、アウトプットコントロールを使用して目的の出力レベルを設定します。
レシオ:入力オーディオレベルがスレッショルドレベルを超えた後、信号に適用するゲインリダクション圧縮率を制御します。レシオは入力レベルと出力レベルとの差をdB単位で表したもので、スレッショルドレベルを超えた信号をどの程度圧縮するかを示します。たとえば、レシオが4:1の場合、入力レベルが4dB増加したときに、スレッショルドを超えた信号の出力レベルは1dBだけ増加します。以下のレシオを指定できます。
4:一般的なダイナミックレンジの圧縮が必要な場合に使用します。
8:一般的なダイナミックレンジの圧縮が必要な場合に使用します。
12:ピークリミッティングが必要な場合に使用します。
20:ピークリミッティングが必要な場合に使用します。
Nuke:他のすべての比率ボタンを同時に有効にした場合と同様のエフェクトです。結果は非常に圧縮が大きくなり、ドラムの録音によく使用されます。
ドライ/ウェット:未処理(ドライ)のオーディオ信号と処理済み(ウェット)のオーディオ信号のバランスを調整します。有効な範囲は0~100%で、デフォルト値は100%です。
Tip - Searching Documentation
Tip: To search for a specific topic, type your search query in the Search Cakewalk.com field at the top right of this page.
When the search results appear, click which product's documentation you would like to search to filter the search results further.
Note - Using Offline Help
Note: If you prefer to always use offline Help, go to Edit > Preferences > File > Advanced in your Cakewalk software and select Always Use Offline Help.
If you are not connected to the internet, your Cakewalk software will default to showing offline help until an internet connection becomes available.