トラックの音を消す

トラックのミュートとミュート解除は、再生中に自由に切り替えることができますが、トラックをミュートした状態でも、トラックの内容はコンピューターのメモリ内で処理が継続されており、コンピューターには絶えず負荷をかけています。しかし、アーカイブの状態ではトラックの内容はメモリ内で処理されないため、コンピューターへの負荷はかかりません。再生中に発音状態に切り替える必要はないが、トラックの内容は保持したいような場合には、トラックステータスをアーカイブの状態に変更しておくことをおすすめします。再生中にミュートとミュート解除を切り替えた際に、その結果が音に反映されるまでに若干の時間差がありますが、これはトラックの発音/消音の処理を正しく行うためのもので、SONARやMIDI機器の問題ではありません。

トラックのミュートとミュート解除の方法

トラックのミュート/ミュート解除を切り替えるには、トラック、コンソールビューまたはトラックインスペクタにあるミュート・ボタン をクリックします。

複数のトラックを同時にミュートまたはミュート解除するには、トラックを選択し、次のいずれかを実行します。

トラックストリップを右クリックし、ポップアップ・メニューからMSR｜ミュートを選択する

選択された同じ種類のトラックをすべてミュートするには、Ctrlキーを押しながら、選択されたいずれかトラックのミュート・ボタン をクリックする

すべてのトラックをミュートするには、Ctrlキーを押しながら、選択されていないいずれかのトラックのミュート・ボタン をクリックする

すべてのトラックをミュート解除する

コントロールバーのミックスモジュールにあるすべてのトラックをミュート/ミュート解除ボタン をクリックする

すべてのトラックをミュートする

次のいずれかを実行します。

コントロールバーのミックスモジュールにあるすべてのトラックをミュート/ミュート解除ボタン をクリックする

Ctrlキーを押しながらいずれかのトラックのミュート・ボタン をクリックする

トラックのアーカイブとアーカイブ解除の方法

1.	1つまたは複数のトラックを選択します。

2.	次のいずれかを実行します。

トラックにあるアーカイブ・ボタン をクリックする

トラックストリップを右クリックし、ポップアップ・メニューからMSR｜アーカイブを選択します。

メモ：再生中は、トラックをアーカイブすることができません。