現在タイムの拡大表示

現在タイムを拡大表示することで、キーボードや他の機器の前など、コンピューターのモニターから離れた場所で作業するような場合でも、現在タイムを確認することができます。

ビッグタイムビューの表示方法

1.	表示｜ビッグタイム・コマンドを実行して、ビッグタイムビューを開きます。

ビッグタイムビュー

2.	以下の方法で、ビッグタイムビューの表示を変更します。

目的	操作方法
タイム表示形式の変更	ビッグタイムビュー上でクリックすると、小節：拍：ティック形式と、時：分：秒：フレーム形式の表示が交互に切り替わる。
フォントと表示色の変更	ビッグタイムビューで右クリックし、表示されたダイアログでフォントと表示色を変更できる。
ビューサイズの変更	ビューの枠を、任意の大きさにドラッグする。

フォント設定のダイアログ内の項目のうち、フォントスタイルや打消し線、下線といった装飾はビッグタイムビューでの表示に反映されません。

その他の現在タイムの設定方法

コマンドやキーボード操作で現在タイムを移動することもできます。

ショートカット	動作
G	ジャンプ・ダイアログに入力できる状態になります。
Shift+G	現在タイムが選択始点（選択範囲の先頭タイム）に移動します。
Ctrl + Home	現在タイムがプロジェクトの始めに移動します。
Ctrl + End	現在タイムがプロジェクトの終わり（最後のイベントがあるタイム）に移動します。
Ctrl + PageUp	現在タイムが小節の途中にあれば、現在の小節の先頭に戻ります。小節の先頭にあれば、前の小節の先頭に戻ります。
Ctrl + PageDown	現在タイムが次の小節の最初まで進みます。

プロジェクトにマーカーがある場合には、コントロールバーのマーカーモジュールで現在タイムを変更することもできます。

目的	操作方法
次のマーカーまで移動	マーカーモジュールの をクリックするか、Ctrl + Shift + PageDownキーを押す。
前のマーカーまで移動	マーカーモジュールの をクリックするか、Ctrl + Shift + PageUpキーを押す。
任意のマーカーまで移動	マーカーモジュールにあるドロップダウン・メニューをクリックし、ジャンプ先のマーカーを選択する。

マーカーモジュール

A：前のマーカーにジャンプ  B：次のマーカーにジャンプ  C：マーカー挿入  D：現在のマーカー

マーカーの詳細については、マーカーの作成と使い方を参照してください。