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拍子について

一般に拍子記号の形で知られている拍子は、時間を一定間隔の拍に分割する方法を示しています。拍子を設定すると、1小節当たりの拍数と1拍の長さを指定することになります。一般的な拍子としては次のものがあります。

2/4（1小節に2拍、4分音符が1拍）

4/4（1小節に4拍、4分音符が1拍）

3/4（1小節に3拍、4分音符が1拍）

6/8（1小節に6拍、8分音符が1拍）

拍子記号の分子は、小節あたりの拍数を示し、1から99までの数字を指定することができます。分母は1拍の長さを示し、全音符から32分音符までの中から選択できます。

拍子は次の機能に影響を与えます。

メトロノーム

小節：拍：ティックによるタイムの計算方法と表示方法

譜面ビューの表示

SONARでは一小節を最高99拍まで細かく分割することができますが、譜面ビューではそのような小節を表示することはできません。譜面ビューの能力を超える拍子に対して、譜面ビューを使おうとすると、エラーメッセージが表示されます。

SONAR内には、タイムがティックの形で保管されています。タイムベース（4分音符当たりのティック数またはパルス数）は、48～960 TPQN（ticks per quarter note）で設定できます。タイムベースが120 TPQNで拍子が4/4の場合、1小節が480ティックに等しくなります。タイムベースの詳細については、MIDIのタイミング分解能の設定を参照してください。

一般に、録音を行う前に、曲全体に渡って拍子をすべて設定しておくことをお奨めします。拍子/調号ビューを使うと、必要な小節に拍子を追加できます。