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MIDIグルーブクリップ

MIDIグルーブクリップは、オーディオのグルーブクリップと同様に、マウスのドラッグ操作でループ回数を自在に調整できるMIDIクリップです。また、プロジェクト中のピッチマーカーを利用して、曲中でクリップのトランスポーズを行うこともできます。

通常のMIDIクリップをMIDIグルーブクリップに変える（またはMIDIグルーブクリップから普通のMIDIクリップに戻す）には、クリップを右クリックし、ポップアップ・メニューからグルーブクリップループを選択します。MIDIクリップがMIDIグルーブクリップに変わり、クリップの角が欠けた状態でクリップ表示部に表示されます。

MIDIグルーブクリップの機能には、次のようなものがあります。

（オーディオのグルーブクリップのように）ループをどちらの方向へでも広げることができます。スナップの設定でどのグリッドにあわせるのかを決めておくと便利です。

（オーディオのグルーブクリップとは異なり）他のループコピーを変えずに、各ループを個別に編集することができます。

メモ：MIDIグルーブクリップの端を編集した部分の上へ広げると、編集が失われます。

（オーディオのグルーブクリップのように）すべての新しいループは最初のクリップをもとにしています。しかし、繰り返しを元のソースクリップから分離すると、ループが分かれたクリップになります。このクリップをコピーすると、SONARでは新たなオリジナルクリップとして扱われます。

MIDIのインポート・ダイアログから、メディアブラウザビューから、またはWindowsのエクスプローラからドラッグ＆ドロップすると、MIDIグルーブクリップをインポートすることができます。

MIDIのインポート・ダイアログでMIDIグルーブクリップを試聴することができます。

普通のMIDIクリップを編集するのと同じように、MIDIグルーブクリップを編集することができます。

詳細については、MIDIグルーブクリップのエクスポート/インポート、および以下の手順を参照してください。

 

関連項目：

MIDIクリップのグルーブクリップ機能のオンとオフを切り替える

MIDIグルーブクリップのループを作る

MIDIグルーブクリップをトランスポーズする

ピッチマーカーを使ってMIDIグルーブクリップをトランスポーズする

MIDIクリップのグルーブクリップ機能のオンとオフを切り替える

クリップを選択して、Ctrl+Lを押します。

または

クリップを右クリックして、ポップアップ・メニューからグルーブクリップループを選びます。

MIDIクリップがMIDIグルーブクリップに変わり、クリップの角が欠けた状態でクリップ表示部に表示されます。

MIDIグルーブクリップのループを作る

1.	クリップを特定のグリッドにあわせて繰り返すようにしたいときは、スナップの値を設定します。

2.	カーソルが になるように、マウスカーソルをクリップの境界まで動かします。カーソルが変わったら、クリップの最初または最後をクリックして、（最後をドラッグしている場合は）右へ、（最初をドラッグしている場合は）左へドラッグします。

ドラッグを止めるまでクリップがループします。

MIDIグルーブクリップをトランスポーズする

1.	MIDIグルーブクリップを選びます。

2.	コンピューターのキーボードのAltキーを押しながら、+キーまたは－キーを押して、クリップのピッチを半音ずつ上下します。再生を停止する必要はありません。

または

1.	MIDIグルーブクリップを選びます。

2.	クリップインスペクタのグルーブクリップセクションを開いて、ピッチ欄を調整します。クリップのトランスポーズ量を半音単位で指定します。このとき負の数値を入力するとピッチが下がり、正の数値を入力するとピッチが上がります。

どちらの方法でも元のクリップとすべての繰り返し部分をトランスポーズさせることができます。元のクリップは、クリップに加えたトランスポーズ量（プラスまたはマイナスの数字）を括弧の中に表示します。

ピッチマーカーを使ってクリップをトランスポーズすると、上の2つの方法を使ってクリップに加えたトランスポーズの値が加算されてピッチが変わります。

ピッチマーカーを使ってMIDIグルーブクリップをトランスポーズする

オーディオグルーブクリップの場合と同じ方法を使用します。詳細については、トラックビューでのピッチマーカーの使い方を参照してください。

 

関連項目：

MIDIグルーブクリップのエクスポート/インポート