Roland A-PROコントローラ

SONARには、Roland A-PROコントローラでSONARのトラック、バス、プラグインパラメーター（エフェクトとシンセの両方）をコントロールできるようにするための専用プラグインが付属しています。これにはACT（Active Controller Technology）も含まれており、これでお持ちのコントローラを使って、現在フォーカスがあるプラグインのプラグインパラメーターを調節することができます。

図526. A-PROコントロールサーフェスのプラグインで、SONARのトラック、バス、プラグイン、その他A-PRO MIDIのキーボードコントローラのパラメーターがすべてコントロールできます。

A：A-PRO MIDIキーボードコントローラ  B：コントロールサーフェスプラグイン  C：SONAR

Roland A-PROを使ってSONARをコントロールする

1.	SONARでRoland MIDIドライバを有効にします。

2.	編集 > 環境設定 > MIDI > コントロールサーフェスで正しいRoland入力ポートを選びます。

3.	Roland A-PROで正しいメモリプリセットを読み込みます。

お使いのコンピュータでA-PRO MIDIキーボードコントローラを設定、接続する方法についての詳細は、A-PROのマニュアルを参照してください。

接続ができたら、Cakewalkホストプログラムを設定してA-PRO MIDIキーボードコントローラを認識させる必要があります。

SONARでRoland A-PRO MIDIドライバを有効にする

1.	コントロールサーフェスをコンピュータに接続します（詳細は、A-PROのマニュアルを参照してください）。

2.	編集 > 環境設定 > MIDI > デバイスの選択を選択します。

3.	入力デバイスと出力デバイスの一覧の両方にA-PRO 2を選択します。

4.	OKをクリックします。

Roland A-PROをSONARに接続する

1.	コントロールサーフェスをコンピュータに接続します（詳細は、A-PROのマニュアルを参照してください）。

2.	編集 > 環境設定 > MIDI > コントロールサーフェスを選択します。

3.	コントロールサーフェスを追加ボタン をクリックします。コントロールサーフェスの設定ダイアログが表示されます。

4.	コントロールサーフェス設定ダイアログのコントロールサーフェス欄から、A-PROを選びます。

5.	入力ポートと出力ポートの両方にA-PRO 2を割り当てます。

メモ：ポート2は、A-PROコントロール（ロータリー、スライダー、ボタン、パッド）が使用するコントロールポートです。

6.	OKをクリックしてコントロールサーフェスの設定ダイアログを閉じます。

7.	環境設定ダイアログ（MIDI > コントロールサーフェスページ）でWAI表示チェックボックスとACTインジケーターチェックボックスがオンになっていることを確認し、OKをクリックします。

8.	A-PRO MIDIキーボードコントローラのACTをボタンが押されていることを確認します。

図527. ACTボタン

ACTボタンが押されると、A-PROコントロールサーフェースのプロパティページが開き、A-PRO MIDIキーボードコントローラがSONARとやり取りできるようになります。

重要：SONARをコントロールするときは、ACTボタンを常にオンにしてください。

プロジェクトを開くと、A-PRO MIDIキーボードコントローラが反応して、読み込んだプロジェクトのレイアウトを反映します。

コントロールサーフェスが接続されたら、色つきのマーカー（WAI表示）で、どのトラックやバスをコントロールしているのかをSONARのインターフェースで確認することができます。WAI表示の詳細については、WAI表示を参照してください。WAI表示をダブルクリックするか、ユーティリティメニューのA-PROを選択して、A-PROのプロパティページを開きます。

プロパティページが開いている状態でF1キーを押すと、ヘルプファイルが表示されます。

 

関連項目：

WAI表示

ACT