Echo Delay

図346. MFX Echo/Delay

Echo/Delayエフェクトを使うと各音符にエコーをかけることができます。エコー音は、ベロシティを増減させることで減衰あるいは増幅させることができ、また一定の間隔でトランスポーズすることもできます。

Echo Delayエフェクトのパラメーターは、以下のとおりです。

表 153.  

パラメーター/オプション	意味
Y Decay	エコー音のベロシティの減衰率です。100%よりも大きな値に設定すると、エコー音のベロシティは増加します。
X Echoes	原音に対するエコー音の数です。指定された数に達する前にベロシティが0になると、それ以上のエコーはかかりません。
Delay	次のエコー音が鳴るまでのディレイ（遅延時間）です。
unit	ディレイの単位です。
Tap	マウスでクリックしてディレイの間隔を編集します。
Swing	エコーにスイング感を出します。0%で、ずれのない等間隔のアルペジオになり、プラスおよびマイナスの値に設定するとスイング感のあるアルペジオになります。スイングの詳細については、スイングを参照してください。
Pitch	エコー音をトランスポーズする際のステップ数です。半音階（Chrom.）または全音階（Dia.）で指定することができます。

Echo Delayの使用方法

1.	処理するデータを選択します。

2.	選択されたクリップを右クリックし、表示されたメニューからエフェクトの反映 > MIDI FX > Cakewalk FX > Echo/Delayを選択します。

3.	エフェクトのパラメーターを設定します。

4.	OKをクリックします。

選択されたデータにエコー音が追加されます。