クォンタイズ

MFX Quantize

Quantizeエフェクトは、プロセス｜クォンタイズと同じように、タイミングのずれたイベントを設定したグリッドに揃えることができます。

Quantizeエフェクトのパラメーターは以下のとおりです。

パラメーター/オプション	意味
Start Times	チェックするとイベントの開始タイムを補正します。
Durations	チェックするとイベントの長さを補正します。
Resolution	クォンタイズに使用するグリッドの間隔です。
Tuplet	グリッドを連符の間隔に調整することができます。たとえば、分解能の4倍の間隔を5分割して5連符の間隔にクォンタイズできます。
Strength	補正する度合いです。100%にすると、完全にグリッドの位置にクォンタイズされます。それ以外の値の場合は、ある程度グリッドの位置に近づきますが、完全にグリッドの位置には揃いません。
Swing	アルペジオの音にスイング感を出します。50%で、ずれのない等間隔のアルペジオになり、プラスおよびマイナスの値に設定するとスイング感のあるアルペジオになります。スイングの詳細は、スイングを参照してください。
Window	クォンタイズする音符の範囲を指定します。100%で、すべての音符がクォンタイズされます。値を下げるとグリッドからの距離が離れている音符はクォンタイズされなくなります。
Offset	小節区切りに対するグリッドのオフセットです。0で小節区切りグリッドが揃います。0以下の値はグリッドの位置が小節区切りより前方へシフトされ、0以上の値はグリッドの位置が後方へシフトされます。
Randomize	クォンタイズしたイベントの始点タイムをランダムに前後にずらします。最大のずれを分解能に対するパーセンテージで指定します。

Quantizeの使用方法

1.	処理するデータを選択します。

2.	選択されたクリップを右クリックし、表示されたメニューからエフェクトの反映｜MIDI FX｜Cakewalk FX｜クォンタイズを選択します。

3.	エフェクトのパラメーターを設定します。

4.	OKをクリックします。

選択されたデータがクォンタイズされます。