Cakewalk // Documentation // SONAR X3 // タップトラックにフィット
目次 前へ 次へ 索引


プロセス|タップトラックにフィット・コマンドは、録音された演奏に合ったテンポマップを作成し、演奏された内容を小節、拍のグリッドに合わせます。演奏内容には全く影響を与えずに、ノートイベントの始点タイムや長さが新しいテンポマップに合うように調節します。データが小節線にあう位置にあると、あとからSONARのさまざまな編集機能を活用することができるようになります。
基準となるトラックの質がよいほど、タップトラックにフィット・コマンドの効果も高まります。基準となるトラックの各イベントは、できるだけ曲の拍に近いことが望まれます。お使いのMIDI機器によっては、タップトラックを録音時に、打鍵とともにアフタータッチイベントを送信するものがあります。プロセス|タップトラックにフィット・コマンドを正しく実行するためには、ノートイベント以外は削除しておくか、オプション|グローバル|MIDIタブで余分なイベントを受信しないように設定しておく必要があります。
3.
タップトラックに複数のクリップがある場合には、トラックビューのクリップ|クリップにバウンスで、すべてのクリップを1つのクリップになるように結合します。
4.
メニューからプロセス|タップトラックにフィット・コマンドを選択します。
メモ:コマンドを実行した結果、テンポチェンジの値が上限を超えた場合にはエラーメッセージが表示されます。この場合、プロセス|長さコマンドを使って各イベントの始点タイムとデュレーションを短縮し、その変更に合わせてテンポを遅くしてから、再度タップトラックにフィットを試してください。
Copyright © 2024 Cakewalk, Inc. All rights reserved
Sitemap | Privacy Policy | Legal