録音されたデータのタイミングの修正

演奏を録音したときのタイミングのずれは簡単に訂正することができます。たとえば、ノートイベントのタイミングが思ったほど正確でない場合や、メトロノームを使用しないで録音して、正確なテンポに対して進んだり遅れたりしてしまった場合などに、これらのノートイベントのタイミングを訂正することができます。

イベントのタイミングは、2種類のコマンドを使用して修正できます。

クォンタイズコマンドおよびグルーブクォンタイズコマンドは録音したイベントを時間のグリッドに合うように変更します。グリッドには、固定した時間間隔か、現存するイベントのパターンに基づいた間隔を指定することができます。

一方、タップトラックにフィットコマンドは、録音した内容に合わせたテンポチェンジを生成しプロジェクトに挿入します。

 

表 137.  

使用するコマンド	目的
クォンタイズ	録音したイベントのタイミングを、曲のテンポに合わせます。
タップトラックにフィット	曲のテンポを、録音した演奏に合わせて変更します。

この2種類のコマンドについては、次の項目を参照してください。

 

関連項目：

クォンタイズ

タップトラックにフィット