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ピアノロールビューでの複数トラックを使った作業

ピアノロールビューでは任意の数のトラックを表示できます。複数のトラックを同時にピアノロールビューに表示する場合、どのトラックを表示、編集するかはトラックリストパネルにあるボタンでコントロールします。トラックリスト表示部の表示/非表示を切り替えるには、ピアノロールビューの表示メニューをクリックし、トラック表示部を表示を選択します。

トラックのデータを編集する場合、そのトラックをカレントトラックにせねばなりません。カレントトラックはトラックリストパネルにハイライトで名前が表示されます。トラックリストパネルに3本のトラックがある場合を下に示します。

A：トラックデータを表示  B：編集可能なトラック  C：トラックデータを非表示  D：ミュート  E：ソロ  F：録音待機  G：トラックが編集できない状態  H：アウトプット  I：カレントトラック

トラックリストパネルでトラックをクリックすると、そのトラックはカレントトラックになります。カレントトラックがハイライト表示されます。

ヒント：ノートをクリックすると、そのノートのあるトラックがカレントトラックになります。

以下は、ピアノロールビューで複数のトラックを編集する方法です。

表示するトラックの選択

複数のトラックをトラックリスト表示部に割り当てる、ピアノロールビューのトラック・メニューをクリックし、トラックを選択を選択します。選択するトラック名をクリックします。Ctrlキーを押しながら複数のトラック名をクリックするとまとめて選択できます。前後のトラックを表示するには、ピアノロールビューのトラック・メニューをクリックし、前のトラックを表示または次のトラックを表示を選択します。前のトラックを表示を選択すると、表示されるトラックまたはトラックグループの番号が1だけ小さくなります。次のトラックを表示を選択すると、同じく番号が1だけ大きくなります。たとえばトラック2、3、7をトラックリストパネルに表示させて前のトラックを表示を選択すると、トラックリストパネルにはトラック1、2、6が表示されます。

表示設定

2つのトラックのノートが重なり合う場合、トラックリストパネルで一番上にあるトラックのノートが表に表示されます。トラックリストパネルのトラックは、トラックをクリックしたまま上下方向に動かして任意の位置に移動することができます。

トラック番号の最後の桁が同じトラックは（たとえば2、12、22など）、すべて同じ色で表示されます。デフォルトの色は、編集｜環境設定｜カスタマイズ｜配色で変更することができます。

トラックの編集の有効/無効ボタン

トラックの編集の有効/無効ボタン は、ピアノロールビューでトラックのノートが編集できるかできないかを設定します。このボタンが白色のときは編集可能であり、トラックはカラーで表示されます。ボタンがグレーのときは編集不可で、トラックはグレーで表示されます。

メモ：トラックの編集の有効/無効ボタンは、ピアノロールビューのツールだけを使用不可にします。他の編集コマンドは引き続き使用できます。

トラックの表示/非表示ボタン

トラックの表示/非表示ボタン は、トラックがノートパネルに表示されるかどうかをコントロールします。ボタンが色つきのときはオン、白のときはオフです。

トラックの表示を反転ボタン

トラックの表示/非表示ボタンを使っていくつかのトラックを非表示にした場合、トラック｜トラックの表示を反転を選択すると、これらトラックをすべて表示させ、現在表示されているトラックを逆に非表示にすることができます。

 

関連項目：

ノート名ダイアログ