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ピアノロールビューでの複数トラックを使った作業
ピアノロールビューでは任意の数のトラックを表示できます。トラック表示部には、プロジェクトのトラックがすべて一覧表示され、画面に表示するトラック、データを表示するトラック、編集可能にするトラックを指定できます。また、基本的なミュート、ソロ、録音待機の各機能も操作できます。
トラック表示部の表示/非表示を切り替えるには、ピアノロールビューの表示メニューをクリックし、トラック表示部を表示を選択します。
トラックのデータを編集する場合、そのトラックをカレントトラックにせねばなりません。カレントトラックはトラックパネルにハイライトで名前が表示されます。
図317. トラック表示部
A：オートロック  B：フォーカスされたトラック  C：トラックフィルタ  D：折りたたむ/展開する  
E：カスタムのトラックの色  F：トラックの編集の有効/無効  G：トラックの名前  H：ミュート  I：ソロ  
J：録音待機  K：出力  L：追加/フィルタからトラックを削除
 
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ヒント：ピアノロールビューでオーディオトラックを表示したくない場合、ピアノロールビューの表示メニューをクリックし、オーディオトラックを表示オプションをクリアします。
 
関連項目：
複数のトラックのイベントを表示する
トラックへのフォーカスの追加方法
 
トラック表示部を折りたたむ/展開する
ピアノロールビューのトラック表示部を表示/非表示するには、次の内の1つを実行します。
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ピアノロールビューの折りたたむ/展開するボタン をクリックします。
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ピアノロールビューの表示メニューをクリックし、トラック表示部を表示を選択します。
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ピアノロールビューにフォーカスがある時に、Hキー押します。
 
トラック表示部の幅を変更する
トラック表示部のサイドバーを左右にドラッグします。トラック表示部のサイズを変更すると、コントローラは動的に表示/非表示されます。
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ヒント：折りたたむ/展開するボタンを右クリックすると、さまざまなサイズに切り替えることができます。
ヘッダーコントローラ
A： オートロック B： トラックフィルタ C： 折りたたむ/展開する 
トラック表示部のヘッダーには次のコントロールがあります。
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オートロック(Professional および Platinum のみ)： 有効にすると、選択したすべてのトラックのイベントが表示されますが、編集できるのはフォーカスしたトラックのみです。他のトラックはすべて自動的にロックされます。無効にすると、選択したすべてのトラックのイベントを編集できます。 詳細については、 オートロックモード(Professional および Platinum のみ) および 複数のトラックのイベントを表示する を参照してください。
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フィルタ(Professional および Platinum のみ)： トラックフィルタは、トラック表示部に表示するトラックを決定します。トラックを選択することで、編集ビューにデータを表示するトラックも決定します。各トラックをフィルタに追加て、フィルタボタンをクリックすると、追加したトラックリストを表示します。 詳細については、 フィルタモード (Professional および Platinum のみ)を参照してください。
フィルタ ボタンを右クリックすると、次のメニューコマンドにアクセスできます。
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新規作成（Platinum のみ）： 現在のトラックフィルタのアサインをプリセットとして保存します。トラックフィルタのプリセットは各プロジェクトごとに保存されます。
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名前の変更 : 現在のトラックフィルタのプリセットの名前を変更します。
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保存（Platinum のみ） : 現在のトラックフィルタのプリセットに対する変更を保存します。
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削除（Platinum のみ） : 現在のトラックフィルタのプリセットを削除します。
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全トラックの挿入 : フィルタに全トラックを挿入します。
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全トラックを削除 : フィルタから全トラックを削除します（アクティブ状態の場合には、フィルタも無効にします）。
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デフォルト（Platinum のみ） : トラックフィルタ無効時のデフォルトのフィルタです。
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<フィルタプリセットの一覧>（Platinumのみ） : 現在のプロジェクトのトラックフィルタのプリセットの一覧です(カスタムトラックフィルタのプリセットを作成した場合のみ表示します)。
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トラック表示部を折りたたむ/展開する : トラック表示部の表示/非表示を切り替えます。右クリックすると、さまざまなサイズに切り替えることができます。
トラックごとのコントロール
A： トラックの色 B： 編集可能なトラックの選択 C： トラック名 D： ミュート E： ソロ F： 録音待機 
G： 出力 H： フィルタにトラックを追加 
各トラックには、次のコントロールがあります。
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トラックの色 : トラック内のノートイベントの色です。トラックビュー同様、カスタムした色のみ表示され、デフォルトの色は表示されません。 詳細については、 トラック/バスの色のカスタマイズ を参照してください。
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編集可能なトラックの選択 : 編集可能なトラックには入力アイコン がハイライト表示され、フォーカスされたトラック名がハイライト表示されます。 オートロックモードを有効にすると、ロックしているトラックにロックアイコン が表示されます。
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トラック名: トラックの名前。 クリックするとフォーカスがあたり、トラック名を編集できます。
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ミュート： トラックのミュート/ミュート解除を切り替えます。
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ソロ： トラックのソロ/ソロ解除を切り替えます。
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録音待機： トラックの録音待機/録音解除を切り替えます。
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出力： トラックのMIDIアウトプットまたはインストゥルメントを割り当てます。
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トラックフィルタに追加： Aトラックフィルタに追加されているトラックには、白いフィルタアイコン が表示されます。フィルタボタンを有効にすると、フィルタに追加されているトラックのみがトラック表示部に一覧表示されます。フィルタからトラックを削除するには、フィルタアイコンを再度クリックします。 詳細については、 フィルタモード (Professional および Platinum のみ)　を参照してください。
行を右クリックすると、スケールのスナップ設定にアクセスすることもできます。 詳細については、 スケールにスナップ　を参照してください。
図318. トラックボタンの状態
A： トラック編集は不可 B： トラック編集は可能 C： トラックがオートロック D： フォーカスされたトラック 
E： フィルタにトラックを追加しない F： フィルタにトラックを追加 
デフォルトモード
図319. デフォルトモード（オートロックは無効）
A： 選択したすべてのトラックのイベントが表示されるが、編集できるのはフォーカスしたトラックのみ 
デフォルトでは、フォーカスしたトラックのイベントのみがピアノロールビューに表示され、そのフォーカスしたトラックのみが編集可能になります。フォーカスしたトラック名がハイライト表示されます。
トラックフォーカスを切り換えるには、次のいずれかを実行します。
 
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トラック表示部で目的のトラック名をクリックします。
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複数のトラックが選択され、オートロックモードが無効な場合には、好みのトラック内の既存のノートイベントまたはピアノロールコントローライベントをクリックします。
デフォルトモードでは、ピアノロールビューを単一のトラックのみに素早くフォーカスさせることができ、他のすべてのトラックのイベントが自動的に非表示になります。このモードは、独立でもフィルタモードとの連動でも作動します。
デフォルトモードを有効にするには、オートロックボタンを無効にします。
 
関連項目：
複数のトラックのイベントを表示する
 
複数のトラックのイベントを表示する
複数のトラックのイベントを同時に表示する場合には、トラック表示部で目的のトラックを選択します。
トラック表示部でトラックを選択する方法は、トラックビューでトラックを選択するときと同じです。
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隣接するトラックの範囲の選択： 次のいずれかを実行します。
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最初に選択したいトラックをクリックし、Shiftキーを押しながら最後に選択するトラックをクリックします。
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選択する最初のトラックをクリックし、選択する最後のトラックにドラックします。
A： この列でクリックしてトラック表示でトラックを選択 
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隣接していないトラックの選択： Ctrlキーを押しながら、選択したいトラックをクリックします。Ctrlキーを押したままトラックをクリックすると、それらの選択/非選択を切り替えることができます。
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すべてのトラックを選択： トラックの編集可能なトラックの選択ボタン を選択してダブルクリックします。
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現在の選択範囲をクリア： トラックの編集可能なトラックの選択ボタン を選択してクリックします。
 
トラックへのフォーカスの追加方法
グローバルツールはフォーカスのあたっているトラックで機能します。フォーカスのあたっているトラック名がハイライト表示されます。
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複数のトラックをトラック表示部で選択している場合は、トラック名をクリックしてトラックフォーカスを切り替え、選択した内容を保持します。
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複数のトラックをトラック表示部で選択している場合は、トラックの入力アイコンをクリックしてトラックフォーカスを切り替え、選択した内容をクリアします。
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複数のトラックがトラック表示部で選択され、オートロックモードが無効な場合には、トラック内の既存のノートイベントまたはピアノロールコントローライベントをクリックします。ノートをクリックすると、そのノートのあるトラックがフォーカスされたトラックになります。
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トラック表示部でトラックをクリックし、上下の矢印キーを使用します。
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トラックビューでトラックをクリックします。
 
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メモ：トラックビューとトラック表示部でのトラックの選択は連想しません。トラック表示部でトラックを選択してもデータは一切選択されず、編集ビューにデータを表示するトラックのみが決定されます。
 
フィルタモード (Professional および Platinum のみ)
フィルタモードでは、トラック表示部に一覧表示するトラックを選択できます。この機能は、多くのトラックが含まれているプロジェクトで作業する際に便利です。フィルタプリセットを各プロジェクトごとに作成することもできます。これにより編集したいトラックを素早く表示できます（Platinumのみ）。
フィルタモードを有効/無効にするには、1つまたは複数のトラックをフィルタに追加し、フィルタボタンをクリックします。
フィルタモードは、独立でもオートロックモードとの連動でも作動します。
図320. フィルタモード
A： フィルタにトラックを追加 B： トラック表示部でアクティブ状態のフィルタに追加されているトラックのみを表示 
フィルタモードを使用
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フィルタにトラックを追加： トラックのフィルタにトラックを追加ボタンをクリックします。フィルタからトラックを削除するには、フィルタアイコンを再度クリックします。トラック表示部のヘッダーでフィルタボタンを有効にすると、フィルタに追加されているトラックのみが表示されます。
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フィルタメニューを開く： 次のいずれかを実行します。
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フィルタボタンを右クリックします。
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フィルタボタンをクリックして少しの間押し続けます。
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現在のフィルタの割り当てを新規プリセットとして保存 (Platinum のみ)：フィルタボタンを右クリックして表示されるメニューで、新規作成を選択します。
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現在のフィルタに変更して保存(Platinum のみ)：フィルタボタンを右クリックして表示されるメニューで、保存を選択します。
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トラックフィルタのプリセットの選択(Platinum のみ)： フィルタ ボタンを右クリックして、ポップアップメニューから目的のプリセットを選択します。
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選択したトラックフィルタのプリセットの削除(Platinum のみ)： フィルタボタンを右クリックして表示されるメニューで、削除を選択します。
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選択したトラックフィルタのプリセットの名前の変更(Platinum のみ)： フィルタボタンを右クリックし、ポップアップメニューから名前を変更を選択します。
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フィルタに全トラックの挿入をする： フィルタボタンを右クリックし、ポップアップメニューから全トラックの挿入を選択します。
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フィルタから全トラックを削除（アクティブ状態の場合には、フィルタも無効化）： フィルタ ボタンを右クリックして表示されるメニューで、全トラックを削除を選択します。
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選択したトラックを現在のトラックフィルタに追加（Professional および Platinum のみ）：現在のトラックフィルタに追加するトラックを選択し、いずれかのトラックナンバーを右クリックして、ポップアップメニューの選択したトラックをフィルタに追加を選択します。
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現在のトラック選択から新しいフィルタを作成（Platinum のみ）：新規のトラックフィルタとして保存するトラックを選択し、いずれかのトラックナンバーを右クリックして、ポップアップメニューの選択したトラックから新規フィルタ作成を選択します。
 
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メモ：ピアノロールビューを開いたときに選択したトラックのみを、自動的に表示することもできます。これには、ピアノロールビューの表示メニューをクリックして、トラックフィルタを適用して開くを選択します。オンのときは、ピアノロールビューを開いたときに自動的に適用します。
オートロックモード(Professional および Platinum のみ)
オートロックモードでは、他のトラックでデータが誤って変更されてしまう心配が不要になり、フォーカスしたトラックに集中できます。
オートロックモードを有効にすると、選択したすべてのトラックのイベントが表示されますが、編集できるのはフォーカスしたトラックのみです。他のトラックはすべて自動的にロックされ、ゴーストイベントが表示されます。
オートロックモードを有効/無効にするには、トラック表示部で2つ以上のトラックを選択し、オートロックボタンをクリックします。
オートロックモードは、独立でもフィルタモードとの連動でも作動します。
図321. オートロックモード有効
オートロックを無効にすると、選択したトラックがすべて表示されて編集できます。
図322. オートロックモード無効
 
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メモ：トラック表示部で複数のトラックを選択している場合のみ、オートロックボタンの有効/無効の切り替えができます。
 
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ヒント：編集するトラックにフォーカスをあてるには、トラック表示部でトラック名をクリックします。
 
関連項目：
ノート名ダイアログ
ピアノロールビュー
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