オーディオクリップの結合

同じトラックにある複数のクリップは、クリップにバウンスコマンドで1つにすることができます。

メモ1：他のクリップと同様にスリップ編集されたクリップもクリップにバウンスコマンドで他のクリップと結合することができます。スリップ編集されているクリップを他のクリップと結合させると、クリップ外にあったイベントはなくなります。

メモ2：すべてのレンダリング操作（バウンス、フリーズ、エフェクトの反映）のビット数は、レンダリング時フィールド（編集 > 環境設定 > ファイル > オーディオデータ）でコントロールします。このオプションの初期値は32です。多くのケースではこのオプションがよいでしょう。詳細については、レンダリング時のオーディオのビット数を参照してください。

クリップの結合（バウンス）方法

1.	トラックビューで、バウンスしたいオーディオクリップを選択します。

2.	トラックビューのクリップメニューをクリックし、クリップにバウンスを選択します。

クリップが1つに結合されます。クリップの間の何もない部分は、新しいクリップでは無音になります。元のクリップにあったクリップのオートメーションは、バウンスされたクリップのオートメーションになります。

AudioSnap/ストレッチされたクリップをすべてバウンスする

SONARには、AudioSnapおよびストレッチされたクリップをすべて選択するコマンドがあります。このコマンドは主に、トラックビュークリップ > クリップにバウンスコマンドを使用する前に、ストレッチされたオーディオクリップを迅速にすべて選択するために使用します。

AudioSnapおよびストレッチされたクリップは、主に次のような理由でバウンスします。

再生中にCPUリソースを解放するため。

AudioSnapデータをサポートしていないバンドルファイル（.cwb）を保存するため。

AudioSnap/ストレッチされたクリップをすべて選択する

編集メニューで選択をポイントし、全AudioSnap/スリップストレッチをクリックします。

オーディオクリップを別のトラックにバウンスする

1.	トラックビューで、バウンスしたいオーディオクリップを選択します。

2.	トラックビューのトラックメニューをクリックし、トラックにバウンスを選択します。

トラックにバウンスダイアログが表示されます。

3.	出力トラックに、出力先のトラックを指定します。

4.	ダイアログの各項目を設定し、OKをクリックします。

出力トラックに、新たなクリップが作成されます。クリップの間の何もない部分は、新しいクリップでは無音になります。