クリップをストレッチするには、グルーブクリップまたはAudioSnapの2つの(独立した)方法があります。グルーブクリップマーカーは通常トランジェントより先にゼロクロスポイントに配置します。AudioSnapのマーカーは直接トランジェントに配置します。AudioSnap機能で、クリップからテンポを抽出できます。グルーブクリップのストレッチは、より大幅なストレッチに適しています。この2つの機能の間にはその他にも多くの相違点があります(グルーブクリップの使い方およびAudioSnap(PlatinumおよびProfessionalのみ)を参照)。オーディオストレッチタブには、以下のようなグルーブクリップのオプションセクションと、AudioSnapのセクションがあります。
ループするグルーブクリップ:ループするグルーブクリップにチェックを入れると、トラックビューでクリップの右端をマウスでドラッグした時にループするようになります。ここにチェックが入っていないときは、スリップ編集になります。スリップ編集についての詳細は、フェード/クロスフェードの方法(破壊編集)を参照してください。
ループせずプロジェクトのテンポにストレッチ(オーディオクリップのみ):選択されたクリップをプロジェクトのテンポに合わせてストレッチまたは縮ませます。ストレッチの量は、曲のテンポとオリジナルのテンポに依存します。
クリップのビート数:クリップに含まれる拍数を、4分音符換算で指定します。
オリジナルのテンポ(オーディオクリップのみ):クリップを録音するときのテンポ
プロジェクトのキーに従う:ループをトランスポーズしてプロジェクトのキーに合わせます。ループがAのキーで録音されて、曲のキーがCのとき、このボタンが押された状態では3半音上げられて再生されます。
ルートノート:ループが録音されたときのキーを表します。プロジェクトのキーに従うボタンがオンになっているときは、この情報を使ってループをトランスポーズさせて再生し、プロジェクトのキーに合わせます。
ピッチ(半音):プロジェクトのキーとは独立して、クリップのトランスポーズ量を直接指定します。正の値を入力すると、半音単位でクリップの音高が上がります。負の数を入力すると、半音単位で音高が下がります。プロジェクトのキーに従うボタンがオンになっているときは、元のピッチに対するトランスポーズ量ではなく、プロジェクトのキーに合わせた状態からの変化量になります。例:プロジェクトのキーがC、クリップのオリジナルのキーがDで、プロジェクトのキーに従うがオンのとき、クリップは2半音下がって再生されます。ピッチ欄(半音)は、これに対するトランスポーズ量を入力します。このフィールドに「-1」と入力すると、さらに1半音下がりBになります。
ファインピッチ(cent)(オーディオクリップのみ):クリップの音高を50セントの範囲で微調整します。1半音は100セントです。ファインピッチを1にすると、1/100半音だけ、高い音で再生されます。音高が微妙にずれたクリップを細かくチューニングすることができます。オーディオストレッチタブのAudioSnapセクションには、次のオプションがあります。
AudioSnap を有効にする:チェックを入れると、クリップのAudioSnap機能が有効になり、次のオプションが使用できます。
トランジェントを表示:クリップのトランジェントを表示します。
トランジェントマーカーを展開:クリップ表示部を縦に展開して、クリップのトランジェントの先頭に縦の線を表示します。
オートストレッチ(テンポに合わせる):プロジェクトのテンポが変更したときクリップを自動的に合わせます。
タイムストレッチオン:オートストレッチ(テンポに合わせる)がオンの場合、ここにチェックを入れることはできません。AudioSnapのオン、オフには関係なく使用できます。このチェックボックスと、関連する欄に、パーセントまたはデュレーション、終点を新規に指定してクリップをストレッチできます。ある欄に設定を入力し別のタブへ移動すると、他の2つの欄が自動的に更新されます。
ストレッチ量(%):クリップをストレッチする割合を選択します。
新規デュレーション:クリップをストレッチするデュレーションを選択します。
ストレッチ後の終点:クリップをストレッチする終点を指定します。
オンラインアルゴリズム:クリップをストレッチするアルゴリズムを指定します。
オフラインアルゴリズム:クリップをストレッチするアルゴリズムを指定します。
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