図630. 編集セクション編集セクションでは、ドラッグ&ドロップの動作、自動クロスフェードの設定、MIDIの編集オプション、および拡大鏡の設定を指定できます。編集セクションには、次の設定項目があります。
全クリップをリンククリップとしてコピー: このオプションを選択すると、クリップ全体をコピーした時にコピー元とコピー先がリンククリップになります。
新旧データをブレンド:コピーまたは移動するイベントを、移動先の既存のイベントに重ねて配置します。
旧データを新データに置換:移動先の既存のイベントを削除してから、新しいイベントを別クリップとして配置します。
小節単位で削除:既存のクリップの新しいクリップと重なる部分を小節単位で削除します。
既存のデータをスライドしてスペースを空ける:移動先の既存のイベントを後ろへ動かし、空白を作ってから、新しいイベントを別クリップとして配置します。
小節で揃える:反復して貼り付けるときに、貼り付けの開始位置を小節単位にあわせます。
毎回このダイアログを表示する:ドラッグ&ドロップの操作のたびに、編集セクションが表示されます。
オーディオを自動的にクロスフェード:重なり合うオーディオクリップの音量の差が自動的に滑らかに平坦化されます。このオプションを有効にしてクリップをドラッグし、無効にして別のクリップをドラッグした場合、クロスフェードが有効になっているクリップのクロスフェードが保持されます。
クロスフェードスタイル:クリックすると、デフォルトのフェードおよびクロスフェードが設定できます。次のオプションがあります。
デフォルトフェードインカーブ > 直線:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードインカーブのデフォルト設定を直線にします。
デフォルトフェードインカーブ > ファストカーブ:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードインカーブのデフォルト設定をファストカーブにします。
デフォルトフェードインカーブ > スローカーブ:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードインカーブのデフォルト設定をスローカーブにします。
デフォルトフェードアウトカーブ > 直線:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードアウトカーブのデフォルト設定を直線にします。
デフォルトフェードアウトカーブ > ファストカーブ:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードアウトカーブのデフォルト設定をファストカーブにします。
デフォルトフェードアウトカーブ > スローカーブ:クリップの終端をドラッグしたときに設定されるフェードアウトカーブのデフォルト設定をスローカーブにします。
デフォルトクロスフェードカーブ > 直線アウト-直線イン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが直線的にフェードアウトし、次のクリップが直線的にフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > ファストアウト-ファストイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが素早くフェードアウトし、次のクリップが素早くフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > スローアウト-スローイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップがゆっくりフェードアウトし、次のクリップがゆっくりフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > ファストアウト-スローイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが素早くフェードアウトし、次のクリップがゆっくりフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > スローアウト-ファストイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップがゆっくりフェードアウトし、次のクリップが素早くフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > 直線アウト-ファストイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが直線的にフェードアウトし、次のクリップが素早くフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > 直線アウト-スローイン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが直線的にフェードアウトし、次のクリップがゆっくりフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > ファストアウト-直線イン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップが素早くフェードアウトし、次のクリップが直線的にフェードインするように設定します。
デフォルトクロスフェードカーブ > スローアウト-直線イン:デフォルトのクロスフェードを、最初のクリップがゆっくりフェードアウトし、次のクリップが直線的にフェードインするように設定します。クロスフェードの詳細については、フェードとクロスフェードを参照してください。
分割後に選択されるクリップ:このリストでは、クリップを2分割した後で選択される部分を指定します。
左側(デフォルト):左側のみ選択されます。
右側:右側のみ選択されます。
両側:左側と右側の両方が選択されます。
なし:どちらの側も選択されません。
グループのクリップを分割したときに新グループを作成:既存のクリップグループのクリップを分割したときに新しいクリップグループが作成されます。
オートクロスフェードコンプ(0-25ms):テイクレーンでのコンピング時のデフォルトのオートクロスフェードの長さを指定します。
非破壊MIDI編集:すべてのMIDI編集を非破壊的に行います。(デフォルトはオフ)オンにすると、MIDIクリップを部分選択して切り取りや削除を行った場合、選択した範囲に含まれるイベントが隠れるようにMIDIクリップがスリップ編集されます。
試聴時のベロシティ有効:ベロシティを変更するたびに試聴できます。
和音のベロシティも有効:選択したすべてのノートを、マウスをドラッグしながら異なるピッチレベルで試聴できます。
拡大鏡:ピアノロールビューおよびインラインピアノロールの拡大鏡モードをオン/オフにします。初期設定ではオンです。
拡大鏡のサイズ:拡大鏡の直径をピクセル数で指定します。指定可能な範囲は20~250で、デフォルト値は140です。
表示条件:ノート表示の高さ:ノートの高さ(ピクセル数)が、この数値以下の場合にのみ、拡大鏡がオンになります。有効な範囲は2~20で、デフォルト値は6です。
時間軸での拡大:ピアノロールビューのズームでノートが非常に細くなってしまった場合に、このチェックボックスで水平方向の拡大を有効または無効にします。
ベロシティの表示幅:ピアノロールビューで表示されるベロシティラインの幅を指定します。有効な範囲は1~8ピクセルで、デフォルト値は6です。
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