MIDI > ドラムマップマネージャ（詳細表示）

 

メモ：この機能はSONAR Home Studioでは使用できません。

図613. ドラムマップマネージャセクション

ドラムマップマネージャセクションでは、ハードウェア音源やプラグインシンセを組み合わせた、オリジナルのドラムマップを作成/保存することができます。ドラムマップをカスタマイズすれば、特定のリズム楽器の音を、別の音源で演奏させることもできます。

ドラムマップマネージャセクションには、次の設定項目があります。

現在使用中のドラムマップ

このフィールドに、現在使用可能なドラムマップがすべて表示されます。新規作成ボタンでドラムマップを新規作成し、削除ボタンでドラムマップを削除します。選択したドラムマップの設定内容は、ドラムマップエントリ表示部に表示されます。使用中のドラムマップの一覧に表示されているすべてのドラムマップは、現在のプロジェクトとともに保存されます。

プリセット

プリセット欄では、あらかじめSONARに登録されている基本的なドラムマップを選択できます。カスタマイズしたドラムマップをプリセットとして保存する場合は、この欄に名前を入力してから保存ボタンをクリックします。また、保存したプリセットを読み込む場合もプリセット欄を使います。

ドラムマップエントリ表示部

ドラムマップエントリ表示部では、選択したドラムマップで各ノートをどのようにマッピングするかを設定することができます。

入力ノート：ソースとなるMIDIノート番号を指定します。

出力ノート：演奏時に実際に出力するノート番号を指定します。

名前：ユーザー定義のリズム楽器名を指定します。

チャンネル：演奏時に実際に出力するノートのMIDIチャンネルを指定します。トラックのMIDIチャンネルにあわせることもできます。

出力ポート：そのリズム楽器を演奏させたいハードウェア音源が接続されているMIDI出力ポート、またはプラグインシンセを指定します。

Velocity+：演奏時に実際に出力するノートのベロシティを、ソースとなるMIDIノートのベロシティに対してどの程度オフセットをかけるか指定します。

ベロシティスケール：演奏時に実際に出力するノートのベロシティを、ソースとなるMIDIノートのベロシティに対してどの程度の割合にするか指定します。100%以下を指定するとソースのベロシティよりも弱く演奏されます。100%以上を指定するとソースのベロシティよりも強く演奏されます。

ポート/チャンネル

この欄には、選択されているドラムマップの出力として指定されている、すべてのポート/チャンネルの組み合わせが表示されます。

詳細については、ドラムマップを作成、編集するを参照してください。

 

関連項目：

環境設定ダイアログ

MIDI > デバイスの選択

MIDI > 録音/再生

MIDI > インストゥルメント定義

MIDI > コントロールサーフェス