フリーズオプションダイアログ

フリーズオプションダイアログボックスには次の項目があります。

高速でバウンス

CPUの能力を最大限に使って高速にミックスダウンします。オフにするとバウンスするのに実際の時間がかかります。通常はチェックを付けたままにします。

MIDIトラックを非表示

プラグインシンセを出力先としているMIDIトラックを、フリーズ完了後に非表示にします。

トラックをまとめてバウンス

オンにすると、トラック全体をバウンスします。オフにするとクリップごとにバウンスします。

無音部分削除

このオプションをオンにして、ゲートの設定ボタンをクリックすると無音部分削除ダイアログボックスが表示されます。このオプションは、フリーズ後のデータから無音部分を削除します。

トラックの末尾からn秒余分にフリーズ

この値は、リバーブまたはディレイの余韻（ソースが止まった後に続く残響、または信号の遅延）のための余裕を確保します。ディレイ、リバーブ、またはそれ以外トラックに挿入したエフェクトが含まれるようにするのに十分な値に設定します。

バウンス中の試聴

高速でバウンスが無効になっている場合、無音でも試聴しながらでもリアルタイムバウンスを行うことができます。トラックがフリーズしている間にバウンス操作を試聴するには、バウンス中の試聴チェックボックスを選択します。

トラック FX

選択されている場合（デフォルトの動作）、フリーズされたクリップにトラックFXラックがレンダリングされ、秒余分にフリーズが適用されて、トラックFXラックがバイパスされます。

トラックFXオプションが選択されていない場合、トラックFXラックはフリーズされたクリップにレンダリングされません。これは、CPUパワーを保護するためにAudioSnapクリップをフリーズする場合に便利です。

ヒント：フリーズオプションダイアログボックスを開くには、任意のトラックのトラックビューのフリーズボタンを右クリックします。