メモ1:このコマンドは選択されているデータのみをミックスします。トラックダウンしたくないトラックがあるときは、そのトラックをミュートし、ダイアログのミックス項目でミュート/ソロにチェックを入れてください。リバーブやディレイなど、余韻のあるエフェクトを使用している場合は、選択終点に余裕を持たせて余韻もエクスポートされるようにしてください。
メモ2:すべてのレンダリング操作(バウンス、フリーズ、エフェクトの反映)のビット数は、レンダリング時フィールド(編集|環境設定|ファイル|オーディオデータ)でコントロールします。このオプションのレンダリング・ビット数の初期値は32です。64ビット倍精度エンジンを使用している場合は、この項目も64にすると音質の劣化を最小限に抑えることができます。16または24も選ぶことができます。詳しくは、レンダリング時のオーディオのビット数を参照してください。このダイアログのセッティングをプリセットとして保存することができます。プリセット欄に名前を入れて、保存ボタンをクリックするとプリセットとして保存されます。
トラック:ソースバス/トラックで選択されたトラックをミックスして、トラックにバウンスします。
バス:ソースバス/トラックで選択されたバスをミックスして、トラックにバウンスします。
メイン:ソースバス/トラックで選択されたメインをミックスして、トラックにバウンスします。
すべてミックス:すべてをミックスして、トラックにバウンスします。
モノ:ミックス結果をモノのトラックにバウンスします。
ステレオ:ミックス結果をステレオのトラックにバウンスします。
スプリットモノ:ミックス結果を左右のチャンネルを分けて2つのモノのトラックにバウンスします。ソースの種類がサラウンドバスの場合は、サラウンドフォーマットに応じた数のモノのトラックが作成されます。
Pow-r 1(Producerのみ)
Pow-r 2(Producerのみ)
Pow-r 3(Producerのみ)
トラックのミュート/ソロ:トラックのミュート、ソロの状態を反映します。このオプションにチェックが入っていると、ソロになっているトラックだけがミックスダウンされます。
バスのミュート/ソロ:バスのミュート、ソロの状態を反映します。このオプションにチェックが入っていると、ソロになっているバスだけがミックスダウンされます。
トラックのオートメーション:トラックのオートメーションを反映します。オートメーションデータがない場合でも、トラックのボリューム、パンを反映させるときは、この項目を選択してください。オフの場合は、ボリュームは0dB、パンはセンターの状態でミックスされます。
トラックFX:トラックのプラグインを反映します。トラックのFX欄にプラグインを挿入しているときは、この項目を選択してください。
バスのプラグイン:バスのプラグインを反映します。バスのFX欄にプラグインを挿入しているときは、この項目を選択してください。
高速でバウンス:CPUの能力を最大限に使って高速にミックスダウンします。オフにするとバウンスするのに実際の時間がかかります。ただしお使いのプラグインによっては、高速でミックスダウンしたときにデータを取りこぼす場合がありますので、その場合はチェックを外してください。通常はチェックを付けたままにします。
バウンス中の試聴:バウンス中の試聴オプションは、リアルタイムのバウンスモードが有効になっている(高速でバウンスのチェックが選択解除されている)場合にのみ使用可能です。バウンス中の試聴が選択解除されている場合は、バウンス処理中はオーディオが出力されません。リアルタイムバウンスモード(高速でバウンスが選択解除されている)でバウンス中の試聴が有効になっている場合、ミックスダウンの出力が聞こえます。
64ビット倍精度エンジン:このオプションで、トラックをバウンスするときに64ビット倍精度エンジンを一時的にオンにすることができます。これで、セッション中にCPUに負担をかけずに高品質のバウンスができます。
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