パフォーマンスモジュール

パフォーマンスモジュールでは、CPU、ディスク、メモリの使用状況など、コンピュータのパフォーマンスを監視できます。

図246. パフォーマンスモジュールのサイズ

パフォーマンスモジュールの表示/非表示を切り替える

コントロールバーを右クリックし、モジュール > パフォーマンスを選択します。

図247. パフォーマンスモジュール

A：CPUメーター（コアごとに1つ） B：ディスクモニターインジケーター C：ディスク容量メーター 
D：メモリ使用状況メーター

パフォーマンスモジュールには、次のコントロールがあります。

CPUメーター：CPUメーターでは、コンピュータのCPUのアクティビティをモニタリングできます。CPUメーターを右クリックし、グローバルCPUメーターのモードを指定します。

オーディオ処理：SONARのオーディオ処理の負荷を計測します。オーディオデータを処理して途切れることなく再生し続けることができる最大の時間に対して、現在どれだけの時間を費やしているかが表示されます。 コンピュータのコアごとに1つのCPUメーターがあり、コア数は最大32です。CPUメーターが100%またはそれ以上を示した場合、直ちに演奏がもたってしまう、もしくは停止してしまうことがあります。

システムパフォーマンス：すべてのコア間のグローバルシステム全体の負荷を表示します。表示する際は、SONARのオーディオの処理負荷の計測結果よりもオペレーティングシステムによる報告に基づくことを優先します。

アプリケーション全体のパフォーマンス：すべてのコアのプロセスCPUの使用全般を表す単一のCPUメーターを表示します。

メモ：CPUの利用可能なコア数に応じてパフォーマンスモジュールの監視範囲は異なります。

ディスクモニターインジケーター ：SONARがハードディスクの入出力機能（ディスクへのアクセス）の実行に費やしている時間を表します。入出力バッファのサイズによって、ディスク操作の実行と中断なしの再生に許容される時間が決まります。入出力バッファのサイズは、ファイルシステム（編集 > 環境設定 > オーディオ > 同期とキャッシュ）に表示されます。SONARがディスク操作を実行すると、ディスクモニターインジケーターの色が黄色から赤に変わり、SONARがディスク入出力の各サイクルを完了するための所要時間が表示されます。赤のアイコンは、データ活動が非常に活発であることを示します。

ディスク容量メーター：WAVEデータディレクトリがあるドライブの使用可能な空き容量を示します。ツールチップには、オーディオディスクに実際に残っているディスク容量が表示されます。

メモリ使用状況（RAM）メーター：SONARだけではなくコンピュータ全体のメモリ（RAM）使用率を示します。

メモ：ドロップアウトが発生したり、CPUメーター、ディスクメーターが常に高い値を示しているときは、デジタルオーディオを扱う際のパフォーマンスを改善する方法があります。詳細については、再生中のオーディオのドロップアウトまたはクラッシュを参照してください。

関連項目：

CPUメーター/ディスクメーター/ドロップアウトインジケーター

オーディオパフォーマンスの改善

お使いのコンピュータを最大限に活用する

GUIの更新頻度を下げて再生のパフォーマンスを向上する

録音パフォーマンスの向上

ツールモジュール

スナップモジュール

トランスポートモジュール

ループモジュール

ミックスモジュール

ACTモジュール

スクリーンセットモジュール

ミックスリコールモジュール

パンチモジュール

セレクトモジュール

マーカーモジュール

イベントインスペクタモジュール

シンクモジュール

カスタムモジュール