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Cakewalkソフトウェアの入門ガイドMIDI ► 聞こえるサウンドを制御する

MIDIチャンネルは16しかなく、各機器は通常同時に16種類のサウンドを再生できるので、機器で割り当てられた特定のノートのみ再生するようにするためにはMIDIチャンネルを追加する方法が必要になります。MIDIプログラムの制限数の問題は、各16のMIDIチャンネルのグループに出力番号を割り当てることで解消します。たとえば使用するMIDIインターフェースに8つのアウトプットがある場合、最初の16トラックでアウトプット1を使用し、次の16トラックはアウトプット2を使用する、など設定できます。最初の16トラックのMIDIメッセージは最初のアウトプットポートに接続されているケーブルからのみ送信され、次の16トラックからのメッセージはアウトプット2のみから送信されるようになります。使用するMIDIインターフェースに8つのアウトプットがある場合、128のMIDIチャンネルが使用できることになります。トラックデータを送信するアウトプットは、アウトプットに接続される機器によって決定されます。プロジェクトにキーボードトラックおよびドラムトラックのみ存在し、使用したいキーボード楽器がMIDIインターフェースのアウトプット1に接続されてドラムマシンがアウトプット2に接続されている場合、キーボードトラックでアウトプット1を使用し、ドラムトラックでアウトプット2を使用するよう割り当てます。
A:MIDIチャンネル B:アウトプット
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