SONAR LE Documentation is based on the full version of SONAR. Some screenshots, folder paths, features and other references may differ from your installation.通常のMIDI器機は同時に16種類のサウンドを再生できます。同時に1つ以上のサウンドを再生できる機器はマルチティンバーと呼びます。どのコマンドにどのサウンドが反応するかを制御するために、MIDIメッセージには、1から16までのチャンネル番号が記されています。これによりドラムマシンのようなMIDIサウンドモジュールで、どのメッセージがどのサウンドを再生するために使用されるかを識別します。各機器の同時発音数には、制限があります。その数値は通常32~128で、ポリフォニーと呼ばれます。MIDIメッセージをコンピューターに入出力する方法が必要なので、MIDIシステムではMIDIインターフェースというハードウェアを使用します。これらは、コンピューターのパラレル、シリアル、またはUSBポートに接続するスタンドアロンモジュール、コンピューター内のスロットに実装する内蔵モジュール、またはサウンドカードの一部(一般的なコンピューターのサウンドカードはMIDIデータの入出力としてジョイスティックポートを使用します)として提供されます。コンピューターはMIDIインターフェースにMIDIメッセージを送信し、MIDIインターフェースはMIDI機器にそれを送信します。このようにしてMIDIソフトウェアは、MIDI機器を再生します。MIDIインターフェースには、MIDI INおよびMIDI OUTと記された入出力が装備されています。これらにMIDIケーブルを接続してMIDIメッセージをMIDI機器に送信します。MIDI機器は、スタンドアロンシンセサイザーやサウンドカード内蔵のものなどです。通常の低価格なサウンドカードには、最低でも128音のサウンドが出せる内蔵シンセサイザーが搭載されています(サウンドカードに内蔵のシンセサイザーを使用する場合、すでに内部で接続されているのでサウンドカードの接続は不要です)。A:このMIIDI入力端子をお持ちのMIDI機器のMIDI出力ポートへ接続 B:このMIDI出力端子をお持ちのMIDI機器のMIDI入力ポートへ接続 C:この端子をお持ちのサウンドカードのジョイスティックポートへ接続A:片側をMIDIインターフェースのMIDI OUT端子へ B:反対側をMIDI機器のMIDI IN端子へMIDI機器には、MIDI INおよびMIDI OUTと記された入出力があります。MIDIインターフェースのMIDI OUTの1つから機器のMIDI INにMIDIケーブルを接続します。また、MIDI器機のMIDI OUTの1つからMIDIインターフェースのMIDI INにMIDIケーブルを接続できます。インターフェースのMIDI INに接続する機器は、コントローラと呼ばれ、一般的にノートオン/オフメッセージを送信するピアノ型鍵盤、ピッチ、モジュレーションホイールが装備されており、コントローラによっては他のMIDIメッセージを送信するスライダーが装備されている場合もあります。また、ギター、ドラム、および他の楽器をコントローラに変えるMIDI変換モジュールもあります。コントローラは、リアルタイムで演奏を録音するためにも使用できます。コントローラを演奏すると、MIDIメッセージがインターフェースに、次にコンピューターへと送信され、そしてインターフェースに戻り、インターフェースに接続された特定のMIDI機器へと送信されます。ソフトウェアを使用してどの機器にメッセージが戻るかを選択します。コンピューターが受信したMIDIメッセージを再び送信するプロセスは、「THRU」と呼ばれています。「THRU」を使用すると、1つのMIDI機器を再生しながら、他のMIDI機器を再生できます。鍵盤などのコントローラを装備したMIDI機器には、通常、ローカルコントロールという設定があります。コントローラがインターフェースに接続されている場合、ローカルコントロールをローカルオフに設定する必要があります。これは、ソフトウェアがMIDIメッセージを再びコントローラに送信するよう設定されているためで、コントローラでノートを再生すると、それはコンピューターに送信され、MIDI INから再びコントローラに送信されてノートを1つ再生するたびに2つのノートが再生されてしまいます。コントローラがローカルオフに設定されていると、キーを押すとコントローラのノートは再生されず、コンピューターからのノートオンメッセージが戻った場合のみ再生されます。コンピューターとは別にコントローラを使用する場合には、ローカルオンに設定してください。MIDI機器には、MIDI Thruポートという3つ目のポートがあります。このポートは、MIDIメッセージをそのまま通過させます。1台のMIDI機器のMIDI Thruと別の機器のMIDI INポートを接続し、これを複数台で行うことにより、MIDI機器をチェーン接続できます。出力が8系統あるMIDIインターフェースがあり、MIDI Thruポートを使用してこれらの各出力で3台の機器をチェーン接続した場合、一度に24台の機器を再生できます。
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