インポート時のオーディオのビット数

インポート時にオーディオファイルのビット数を任意に設定することができます。ファイルをインポートするときのビット数は最大64ビットで設定することができます。SONARの内部では、サウンドカードが扱うよりも大きなビット数で処理が行われていて、サウンドカードに出力されるときにビット数が減らされます。

メモ：32ビットまたは64ビットのオーディオを高いサンプリングレート（と高いレイテンシサイズ）で再生する場合は、ディスクI/Oバッファサイズを大きくし、ストリーミングの処理量に対応できるようにしておきます。ディスクI/Oバッファサイズが小さすぎると、そのような内容のオーディオを再生中にドロップアウトやノイズが発生することがあります。このときは、256、512といった値を指定してみてください。

64ビットファイルの詳細については、ビット数と浮動小数点を参照してください。

インポート時のビット数を指定する

1.	編集 > 環境設定 > ファイル > オーディオデータを選択します。

2.	ファイルのビット数のインポート時欄にインポート時のビット数を指定します。元のオーディオファイルのビット数のままインポートするときはオリジナルにします。

3.	OKをクリックします。

この設定により、オーディオのインポートダイアログのデフォルト設定が変更されます。オーディオのインポートダイアログでファイルごとにビット数を指定することもできます。

詳細については、SONARプロジェクトファイルの互換性についてを参照してください。