基本的なコンピングのワークフロー

コンピングでは、通常次のようなワークフローを使用します。

1.	テイクごとに別テイクレーンに録音します。1回で1つのテイクレーンを手動で録音することも、ループ録音を設定して、反復ごとに新しいテイクレーンを自動的に作成することもできます。また、ループをインポートすることもできます。詳細については、テイクの録音を参照してください。

2.	テイクレーンを表示するには、トラックのテイクレーン・ボタン をクリックします（またはShift+Tキーを押します）。

3.	オーディションは、保持または削除するテイクを識別します。個別のテイクレーンをミュートおよびソロにしたり、Shiftキーを押しながらSpaceキーを押して選択したクリップや時間範囲のみを試聴したりできます。詳細については、テイクを試聴するを参照してください。

4.	保持しないと決めたテイクをミュートまたは削除します。良いテイクが複数残ったら、各テイクの一番良いところを選択して最終的な1つのトラックに統合します。

5.	スマートツール または コンピングツール を使用して、保存するテイクをクリックまたはドラッグすると、SONARは同じトラックで重なり合っている他のすべてのテイクをミュートします。詳細については、スマートツールおよびコンピングツールを使用したコンピングを参照してください。

また、高速コンピングを使用してワークフローを高速化することもできます（高速コンピングを参照してください）。

6.	必要に応じて、クリップの開始タイムと終了タイムおよびクロスフェードを調整して、コンプを微調整します。詳細については、クロスフェードの調整を参照してください。

7.	コンプクリップを右クリックして表示されるメニューで、コンプトラックを平坦化を選択し、コンプをファイナライズします。詳細については、コンプのファイナライズを参照してください。

メモ：元のテイクはコンプを平坦化した後でも使用できます。これにより、各トラックに様々な変更を試し、少しずつ異なるコンプを無制限に作成できます。

8.	未使用テイクや空のテイクレーンを削除します。詳細については、すべての未使用テイクと空のテイクレーンの削除を参照してください。

 

関連項目：

テイクの録音

テイクを試聴する

コンピング方法

スマートツールおよびコンピングツールを使用したコンピング

高速コンピング

クロスフェードの調整

コンプクリップ

コンプのファイナライズ

すべての未使用テイクと空のテイクレーンの削除

コンピング

 

関連項目：

テイクレーン